泣かないのだ。

いやー、なんか久しぶり。
忙しいってわけでもないんだけどね。

最近さ、結婚式のビデオできてきたんだけど、式に来てない人に

「泣いた？え？式で泣かなかったの？」

・・・・だって普通に楽しかったし・・・手紙も読んでないし。

「じゃあビデオ見て泣いたっしょ？？」

んなアホな。本番でも泣いてないやつがビデオで泣くか。
細かい笑い所を発見しては大笑いだよ。（口が開いている、とか笑）

「泣かなかったんだって〜？」
って最近はよく言われる。口コミであたしが結婚式で泣いていない、ことが噂に。

・・・・あの、結婚式で泣かないってのは反則なんですかねえ。
多分ね、手紙読んだら泣くと思うのよ。
でもさ、何度もかいたけど、手紙をなんでマイク通して読まなきゃならないのか、そしてお約束的なことの大嫌いなあたしなもんで、渡すだけにしたの。しかも、ものすごくシンプルな。

「教会の入場する瞬間にわーっと涙が」
っていう人がいて、嘘でしょとか思ったんだけど。

いわゆる感動の涙を流せる人を、あたしは全く自分とは違う人種に見えて仕方ない。

親に感謝していないわけじゃない。
ただ、楽しかったし本当に。
きっと、今までの大変だったこととか、様々な男との遍歴を（笑）思い出して涙するのかな。

うーーん、わかんない。
あたし、そんなに経験豊富じゃないし・・・それに、別れた男のことはもう人間じゃねえあいつ、くらい大嫌いになって、そんな男と付き合っていた自分も生まれ変わるくらいに、すっきりさっぱり気持ちを入れかえる。
だから、そんなこと思い出すわけないし・・・しかも式のときに。

・・・何が言いたいのかというと。
泣いているからイイ子、泣かないから意地っ張りな冷めた子ってなんかそういう風潮を、なんとかしてほしい。

世の中にはね、感動して泣いてる子を「ケッ」とか思って見てるひねくれた人間や、恥ずかしくて見ていられないって人間いるよね？多分・・・・ていうかあたしなんだけどさ。

なんか自意識過剰？？