歯医者さん。

親知らずが虫歯になっていたから、歯医者に行った。
モダンな建物のその歯科医院は、前から気になっていた。

しかし、本日お休み、の看板が。
でも、強引に扉を開けるあたし。
すると、2階から歯医者さんが降りてきた。
オリエンタルラジオのメガネの方がかけてるみたいなメガネをかけた、若い男前の医者。

あたしをみて、どうぞ、と診療室へ上げてくれた。
休み、とかいているわりに、助手の女の子はたくさんいた。

なんだかんだで診察してくれた。
おわったあと、その医者は
「上の部屋に行ってみませんか」という。

あたしはわけもわからないまま、上がって行く。
その後ろを、医者もついてくる。

上がったその部屋は、ギャラリーみたいになっていて、素敵な絵がたくさん飾ってあった。
「わあ」とか驚いてるあたしを、にこにこしながら医者は見ていた。

そしてあたしをなんとなく後ろから抱きしめる。
じっとするあたし。
そのままキス。

その医者の薬指には指輪。

ダブル不倫。
そんな言葉が頭をよぎる。

「ちょっとお！あんた何してんのよっ」
化粧の濃い派手な女が殴りこんできた。

嫁だった。
あたしは逃げた。黙って逃げた。
嫁は医者と口論している。
医者を出たところで、旦那のともだち、Yさんがいた。
この医者とは友人だそうだ。

「あんまり深入りすんなよ」
と、言われた。





















という、夢を見ました。
あーすっきりした。
あんまりにもリアルだったもんで、のこしておかないと気がすまなかったの。

設定がリアルすぎるっつうの。
実際、虫歯だし、だんなの友達歯医者だし。

あたしは年に2、3回、こういう一部始終を全部覚えてるくらいリアルで濃い夢を見る。
そして、その夢のあとは、何かに残しておかずにはいられない。